令和元年10月より、地方税の電子納税システムが整備され、複数の地方公共団体に対して一括で電子納税することが可能になります。これまでもeLTAXを通じて地方税の電子申告をすることは可能でしたが、納付に関しては各地方公共団体が独自に対応していたため、全国的な普及はされていませんでした。よって、現在の納付手続きの多くは、納付書により、金融機関等に出向いて納付事務がされていました。
（1）地方税共通納税システムの開発
当該システムが導入されることで、全ての地方公共団体への電子納税が可能になり、事務負担の軽減が期待できます。
（2）対象税目
対象税目には特別徴収の個人住民税も含まれています。事業者にとっては毎月納付が行われていることが多く、特に利便性を感じるところです。
（3）納付手段
（4）利用開始
10月からの利用開始に向けて既に口座の事前登録の受付けが行われています。事前登録には8月9日（金）時点で既にeLTAXの「利用者ID」を取得している必要がありますが、事前登録が行えない場合でも、今後の活用を検討される方は利用者IDを取得しておくことをお勧め致します。